コルヌコピアホテルチェックアウト・・・最後までシャーラの村で猫にまみれる [旅先のネコたち]
コルヌコピア・プールサイド0619 posted by (C)JUNJUN
コルヌコピアの朝、私はプールサイドの茶トラ猫とキジ猫を見届けて、朝食ダイニングへ向かいました・・・
今日は、着いてこないようです
コルヌコピア・朝食ダイニング0619 posted by (C)JUNJUN
朝食は本来ビュッフェ式なのですが、今朝は客が少ないせいか、メインのおかずは一人ずつワンプレートで届けられました
やはり、オフシーズンですね・・・
客が少ないおかげで、寝室もアップグレードしてもらえてラッキーでしたが・・・
ダイニングで、またもミヒャエルさん&トーマスさんにお会いしました
私は今日でコルヌコピアをチェックアウトするのですが、お二人はまだゴゾに滞在するみたいです・・・
最後の朝、再びテーブルを共にしました
ミヒャエル「次は、いつヨーロッパに来るんだい?」
JUNJUN「そうね~、ヨーロッパはクリスマスシーズンが好きだから、また冬かな?」
トーマス「ドイツではクリスマスには、レーズンやドライフルーツが入った伝統スイーツが出回るよ」
JUNJUN「それってシュトーレンのこと?」
ミヒャエル「そう、シュトーレン」
JUNJUN「私もシュトーレン好き。でも、日本で買うと高いのよね~」
ミヒャエル「そうだろうね」
・・・また物価の話になってしまいました
なお、シュトーレンは日本で買うと、2000円くらいするでしょうか
本場ドイツでは、スーパーで買うと日本のそれよりはるかに大きなシュトーレンが4ユーロくらい、クリスマスマーケットで買っても7~8ユーロくらいですね
(原材料費高で、今はもう少しするかもしれません)
この日ミヒャエルさんは、マルタ出身のスタッフを探してある質問をぶつけていました
ミヒャエル「これ、なんだかわかるかい?」
そういって見せたスマホの中の写真は、マルタの観光名所の一つ、カートラッツ(轍)
→https://www.mtajapan.com/bluegrotto
すると、マルタ人のちょっと地位の高そうなスタッフが教えてくれました・・・
スタッフ「それは昔、荷車を牽いた跡だよ。象に荷車を牽かせていたんだ」
JUNJUN「えっ、マルタに象なんていたの」
スタッフ「ああ、いたよ。アフリカから来た象だよ」
・・・太古の昔、マルタはアフリカ大陸とつながっていて、そちらから渡ってきた小さな象がいたそうです
どうりでマルタは、土壌にしても生息する植物にしても、ヨーロッパの中では異色を放っています
スタッフ「アフリカにも、同じような跡が残っているよ」
JUNJUN「ふーん、おもしろい」
ミヒャエル「オモシロイネ」
ミヒャエルさんも、疑問が解決して納得したようです
ミヒャエルさんたちとは、これでお別れになります・・・
日本に帰ったら、一緒に写した写真をメールで送ってくれ、と言われました・・・
・・・チェックアウトの時、私はスタッフに、プールサイドにいた猫のことを尋ねてみました
JUNJUN「あの猫たちは誰の猫ですか?」
フロントスタッフ「誰の猫でもないよ。好きにやってくるだけさ。ただ、うちのスタッフがエサを与えているよ」
やはりあのプールサイドで見たキャットフードは、スタッフの誰かが置いたものでしたか・・・
JUNJUN「私、ここが好きです。すごくナイスなホテル」
フロントスタッフ「また来るといいよ。年季入ってるけどね。僕みたいにね(笑)」
JUNJUN「私もだけど・・・。でも、その古さがいいんです」
フロントスタッフ「いやいや、君は若いよ」
JUNJUN「・・・・・・」
・・・こうして、無事にチェックアウトが済みました
コルヌコピアホテル0619 posted by (C)JUNJUN
ああ、本当にいいところだった
名残惜しいながらも、これから村のバス停へ向かいます・・・
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
そしてその道中・・・
P1090954 posted by (C)JUNJUN
ちょっと道を歩くだけで、すぐに猫に逢うんです
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
そしてあの、猫がたくさんいるお屋敷の前を通ります
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
子猫も混じって、猫のファミリーのようです
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
しかも、かなりの大所帯
一体、何世帯の猫がここで暮らしているのでしょうか
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
あのように、猫用ベッドがいくつも置かれ、右端に見えるガレージの入り口から猫が出入りしています・・・
こうしてみると、室外で飼っている半ノラっぽいですね・・・
向こうの人って、単に世話をしているだけの半ノラや地域猫のことも、「うちの子」だといいます・・・
ここの奥さまも、この子たちのことをうちの子だと呼んでいましたが、もともとはお屋敷の周りにいた半ノラだったのかもしれません・・・
それがいつの間にか、お屋敷に棲みつくようになったのでしょう・・・
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
お屋敷の前を通り過ぎると、今度は工事中の空き地から、こっちを覗く猫と目が合いました
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
どこかから猫の鳴き声がすると思ったら、家と家の間の細い通路に猫の姿を発見
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
この子が、やたらとよく鳴いていました
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
本当に、猫がよく通りかかる・・・
シャーラの猫0619 posted by (C)JUNJUN
バス停へ向かうだけなのに、猫を撮影する手が止まりません
・・・これだけたくさんの猫に逢えましたが、実は探していた猫には逢うことができませんでした・・・
最後にやってきた2018年、この通りのあるお屋敷に(たくさん猫がいるお宅ではありません)、とても人懐こい長毛猫がいたのです
長毛猫は、いつもだいたいお屋敷の軒先に置かれた椅子の上で昼寝していたのですが、私が家の前を通ると飛び起きて、駆け寄ってきてスリスリあいさつしてくれたのでした
その懐きようと愛情表現が半端なくて、私が通るたびいつも駆け寄ってきてくれました
そのなんとかわいいこと
またシャーラを訪問したら、ぜひ長毛猫に再会したいと思っていましたが、それはかないませんでした・・・
村に滞在した2日間、注意深く見まわしていたのですが、軒先で昼寝しているあのときの長毛猫の姿は、どこにも見当たりませんでした。
長毛猫の家がどこだったかすら、記憶が曖昧になってきてしまいました・・・
あの長毛猫、軒先に出てくるのはやめて、室内にこもるようになったのか、それともすでに存在してないのか、それはわかりません・・・
もう少し早く再訪していたら、逢えたのだろうか・・・
ゴゾ・シャーラ0619 posted by (C)JUNJUN
さて、そうこうしてる間に、村の広場につきました
が、バスは少し前に出たばかり・・・
次のバスが来るのは、1時間も先でした
村の猫と戯れながらのんびり歩き、感傷に浸っていたら、遅くなってバスを逃してしまいました
仕方なく、広場のカフェにでも入って、時間をつぶすことにします・・・
やっぱりかわいがられている子たちはお顔が優しいですね。しみじみ、いいところだなと思います。
by あーる (2023-06-19 12:53)
ドイツのお客さんと盛り上がりましたね(^^)
シュトーレン・・・本当、美味しいですよね。
でも、仰る通り高価なのが玉に瑕です(><)
こちらを向いて鳴いている猫さん
何を要求しているのでしょうか^^;Aアセアセ
長毛猫さん・・・会いたかったですよね(-_-)
猫さんにとっての5年は長かったのかも(w)
by kontenten (2023-06-19 15:08)
あーるさん
マルタの猫はみんな穏やかな顔して、毛並みもきれいですよね。
地元の人に大事にされている証拠だと思います。
猫が幸せな国は、平和でいいところだと思いますよ。マジで。
kontentenさん
シュトーレン、日本で買うと高いですよね~。
うちは毎年、クリスマスシーズンになるとお菓子作り好きな母がシュトーレンを作るので、それをいただいています。
あの猫さん、何を鳴いてたんでしょうねえ?
楽しいシャーラの村でしたが、再会したかった長毛猫に逢えなかったのだけが心残りでした。
やはり5年は長いですね。
外に出てこないだけで、今も元気にしていることを祈ってますが・・・。
by JUNJUN (2023-06-23 05:47)