バレッタの猫を探せ!・・・首都から本当に猫は消えたのか?! [旅先のネコたち]
スリーマの猫0216 posted by (C)JUNJUN
スリーマのインディペンデンス・ガーデンでたくさんの猫に会って満足した後、少しスリーマの街を、海を眺めながら散歩してみることにしました・・・
マルタ・スリーマ0216 posted by (C)JUNJUN
スリーマのメイン通りに建っていた中世の塔
スリーマでは猫の根城を訪れることができましたが、気になるのはやはり首都バレッタの方・・・
昨夜、マルタ到着後にバレッタを訪れたときは、1匹の猫にも会えませんでした
既に日が暮れた後だったとはいえ、マルタでこの事態は想定外・・・
本当に、バレッタからは猫が消えてしまったのか
非常に気がかりです
適当なところからバスに乗って、バレッタへと移動します
マルタ・バレッタ0216 posted by (C)JUNJUN
昨夜は暗くてよく見えませんでしたが、バレッタの旧市街を歩くと、所々にこのようなクリブ(キリスト生誕の様子を再現した模型)が展示されています
これも、クリスマスシーズンのヨーロッパの風物詩です
マルタ・バレッタ0216 posted by (C)JUNJUN
しかし、バレッタも人が増えたなあ・・・
一昔前と比べても、各段に観光客が増えた
特に今、クリスマスフェスティバル開催中なので、昼夜問わず、バレッタの街は観光客で賑わっています
観光客が増えるのと反比例して、猫の数が減ったのかもしれない・・・
にぎやかすぎるバレッタの街は、猫にとってのんびり暮らせる場所ではなくなりつつあるのではないか・・・?
・・・旧市街をメイン通りから東側の海側に下っていくと、「グランドハーバーホテル」という海を見渡せるホテルが建っています
私は、そのグランドハーバーホテルに向かいました
このホテルの前にオープンカフェがあって、そのカフェが猫コミュニティーの場になっていたからです
そこに行けば、今も猫に会えるかもしれない・・・
が、期待に反して、オープンカフェのスペースには、昔のように猫の姿はありませんでした・・・
カフェの前の狭い路地を、何組もの観光客が行き来していくだけです・・・
やはり、バレッタの猫は消えてしまったのか
絶望感に苛まれ、オープンカフェの隅の植木に目をやったときのことです・・・
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
なんと、植木の中にはサビネコが埋もれていたではないですか
やっとの思いで猫を見つけて、嬉しくなった私
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
猫は、私に見つかったのが気まずかったのか、植木から出てきてしまいました
ごめんね、ゆっくりしてたのに・・・
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
今日は、カフェは休みのようですね
よく見ると、敷地の隅には猫皿が置かれているのも確認できました
猫の居場所がなくなった、ということではないらしいです
これは、普段はこのようにどこかに身を潜めていて、時間帯によっては出てくるものかもしれない・・・
そう思って、とりあえずはその場をあとにしました
マルタ・バレッタ0216 posted by (C)JUNJUN
既に時刻は夕方でした
このあと向かったのは・・・
マルタ・バレッタ0216 posted by (C)JUNJUN
こちら、アッパーバラッカガーデン
このゲートの中が、美しい公園になっています
ここアッパーバラッカガーデンも、昔からネコスポットとして有名な場所なのです
ちゃんと、マルタ観光局のサイト内でも紹介されています
(https://www.mtajapan.com/maltesecats)
マルタ・バレッタ0216 posted by (C)JUNJUN
アッパーバラッカガーデンからは、素晴らしい海の景色も臨めます
そのため、公園内にはたくさんの観光客や地元民が散歩に訪れています
そんな憩いの場所を求めてやってくる人々の間に、猫の姿はないかと探します・・・
この公園も、昔から時間帯によって、猫遭遇率にはばらつきがあるように思います・・・
定期的に世話する人が訪れるので、そういう人がやってくるときは、たくさんの猫が集まってくるのですが・・・
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
そのとき、公園の花壇で、身を潜めるように昼寝している猫を発見しました
さっきのオープンカフェのサビネコといい、人目を避けて身を隠しているようです・・・
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
あの像の台座の下を見てください
茶トラネコが、ぴったり身を寄せています
バレッタの猫0216 posted by (C)JUNJUN
夕日の色と光で、保護色状態になっていました
結局、公園で逢った猫はこの2匹だけ・・・
あとは、観光客で賑わうばかり・・・
バレッタの街で観光客が増えたことで、猫が表に現れにくくなったのは間違いなさそうです
とはいえ、決してバレッタから猫が消えたわけではない・・・
今も世話をする人がいて、変化する環境に順応しながら、小さな街の中に自分たちの居場所を見つけている・・・
オープンカフェの植木や、公園の花壇に身を潜めていた猫を見て、そう思いました
探せば今も、猫はいる
この日、バレッタで出した結論です・・・
猫山の猫達も昼間は人目につかない場所に隠れているみたいです。
by 猫爺 (2023-02-16 18:09)
こんにちは。
「バレッタからは猫が消えてしまったのか?」の文字あり、気になるので、バレッタに移動ですね。観光客と猫の反比例関係?関係がありそうです。ところで、結構近くでサビネコさんに遭遇、素早く撮影ニャイスです。また、猫皿もあり住み着いている感じです。アッパーバラッカガーデン=昔からネコスポット、了解です。リンクの街中の猫動画、いい感じでした。公園には世話をする方もいるみたいで、ニャンズには暮らしやすい場所ですね。昼寝をしている白猫と銅像管理の茶トラ猫に遭遇、何よりですが、騒がしい時期・観光客の多い時期なので、多少避けている可能性ありかな?また、活性の良くない時期の可能性もありです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-02-16 21:34)
高い塔に、海の景色、素晴らしいですね。
観光客がそんなに増えたんだ~。
人が多すぎるから、にゃんこはあまり歩かず、隠れ住むようになってるんですね。
経済的に安定していると、猫も生きては行きやすいかもですね^^
前記事もまた拝見し、遅ればせながらコメントしました。猫がいるところがとっても素敵なので^^
by sana (2023-02-16 23:30)
最後の写真のチャトラ猫ちゃん、しっぽが長くてきれいですね。いいところだな。猫スポットの紹介もいいですね。
by あーる (2023-02-17 07:55)
猫爺さん
なるほど、情報ありがとうございます。
バレッタの街猫も、普段はどこかに隠れている可能性ありますね。
Boss365さん
実はマルタの観光業が発展するにつれて、猫の数が減っているのではないかということは、少し前から薄々感じていました。
特に、猫スポットからネコが消えてしまってはショックで、今回祈るような気持ちで探しに行ったら、辛うじて見つけることができた、という感じです。
世話する人がいる限りは、今も街のどこかで、猫は息づいていると思います
確かに、猫との遭遇率には、季節も関係ありますね。
マルタは冬でも温暖なので、寒さで出てこれないというのは考えにくいのですが、やはり春先に訪れたときの方が、遭遇率は高かったと記憶しています。
マルタのことだから、うまく観光業とネコ天国を両立させていくことと思います。
sanaさん
一昔前は、何もないヨーロッパの辺境の島国だったんですけどねえ。
行くたびにマルタは発展し、観光客が増え続けていますよ。
確かに、マルタの経済的発展は、結果的に猫のためにもなりそうですね。
前記事と併せて、コメントありがとうございました。
あーるさん
言われてみると、かなりの美しっぽですね。
猫スポット、観光局でも紹介されているくらいなのですが、近年ではこれらの場所にも変化が見られるようです。
by JUNJUN (2023-02-21 01:48)